英女王はEU支持? 帽子をめぐって観測飛び交う

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英女王が議会で演説

(CNN) 英エリザベス女王が21日に議会で演説を行った際に着けていた帽子が、国民の間で憶測を呼んでいる。青地に黄色い小花をあしらった女王の帽子のデザインは、欧州連合(EU)の旗にそっくりだった。

女王がEU離脱に賛成なのか反対なのかは分からない。しかしツイッターには演説の直後から、帽子のデザインに込められた意図を勘繰る投稿が相次いだ。

女王の青い帽子は黄色い小花が前面に並ぶデザイン。一方、EUの旗では青地に黄色い星が円を描いて並んでいる。

この帽子を巡り、ツイッターには「女王がEU旗を帽子としてかぶっている」「女王はEUの帽子をかぶることで、離脱陣営を荒らした」などの投稿が相次いだ。

ベルギーの元首相で、欧州議会最大級の政党を率いるヒー・フェルホフスタット氏も、「EUは今も英国で誰かを鼓舞している」と書き込んだ。

女王が21日に読み上げた施政方針は、大部分がEU離脱を中心とする内容だった。

女王の演説といえば、一般的には王室の伝統にのっとって贅(ぜい)を尽くした行事であり、普通はベルベットのマントをまとって王冠をかぶる。

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