NASAの有人宇宙船、12月に初の飛行実験

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NASAの有人宇宙船、飛行実験へ

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は、スペースシャトルの後継となる有人宇宙船「オリオン」の初の飛行実験を12月に実施する。2011年にスペースシャトル計画が終了して以来、3年ぶりに有人飛行再開の準備に乗り出す。将来的には火星に人類を送り込むことを目指している。

12月の打ち上げは将来の有人飛行に備えたシステム実験が目的で、宇宙飛行士は搭乗しない。フロリダ州ケープカナベラルからロケットを使って高度3600マイル(約5800キロ)まで打ち上げる予定で、これは国際宇宙ステーション(ISS)の平均高度の約16倍に相当する。

オリオンは4時間半かけて地球の周りを2周し、時速約3万2000キロの速度で大気圏に再突入して太平洋に着水する計画。

現在はフロリダ州のケネディ宇宙センターで開発が進んでおり、6月には乗員用のモジュールが搭載された。

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