全米の学校で中南米系が増加 大学生は200万人超える

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(CNN) 全米の大学や公立学校で中南米系の学生らの数が増加し、昨年までに過去最高の水準に達したことが明らかになった。米シンクタンク、ピュー・ヒスパニック・センターが20日、報告書を発表した。

同センターは米国勢調査局と教育省のデータに基づいて統計をまとめた。

それによると、米国内で大学に在籍する18~24歳の中南米系の学生は2011年に200万人を超え、学生全体の16.5%を占めた。米国の人口に占める中南米系の割合も同じく16.5%だ。

中南米系の学位取得者も、2年制の大学などで取れる「準学士」が11万2000人、4年制大学で取得する「学士」が14万人と、いずれも過去最高記録を更新した。

白人の学位取得者は、準学士55万3000人、学士120万人。黒人も準学士11万4000人、学士16万5000人と、依然として中南米系を上回っている。

しかし黒人の大学在籍者は、10年の169万人から昨年は164万人に、わずかながら減少。アジア系も81万1000人から74万8000人に落ち込んだ。一方で中南米系の在籍者は、181万人から208万人に増加した。

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