シャトル空中分解を写したホームビデオ、26年ぶりに発見

26年ぶりに発見、スペースシャトル「チャレンジャー」の事故映像

(CNN)  1986年に起きた米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「チャレンジャー」の空中分解事故の瞬間をホームビデオで撮影した映像が26年ぶりに見つかり、科学誌ニュー・サイエンティストによって公開された。

チャレンジャーは同年1月28日、打ち上げ直後に爆発事故を起こし、搭乗していた宇宙飛行士7人全員が死亡した。この事故の様子をVHSビデオテープに記録したのはニューヨーク州在住のボブ・カーマンさん。CNNの番組に出演し、「テープを見るたびにあの悲劇がよみがえり、感情がこみ上げてくる」「宇宙へ出かけていく宇宙飛行士たちの勇気に思いを新たにする」と語った。

カーマンさんは、事故の起きた日、妻(故人)と当時3歳だった娘のキムさんとともに休暇から戻る途中で、フロリダ州オーランドの空港にいた。ケネディ宇宙センターまでの距離は約80キロ。事故が起きたとは気づかないままビデオを回し続け、白い煙が立ち上る映像のバックには「(宇宙へ)向かっているんだよ」という見物人の声も収録されていた。

カーマンさんは「何かおかしいとは感じていた」「しかし帰りの飛行機の中で、機長から悲劇が起きたと告げられるまでは分からなかった」「機内は静まり返った」と振り返る。

このテープを偶然見つけたのは、引退を控えてホームビデオをデジタル化するプロジェクトに取りかかったことがきっかけだったという。ビデオの冒頭に映っている娘のキムさんは今はニュー・サイエンティストに勤務しており、カーマンさんが送ったテープのコピーが同誌で取り上げられた。

「テープのことは覚えていたが、私が覚えているよりもずっと質が良かった」とカーマンさんは話している。

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