機内で暴れる乗客、旅客機が行き先変更 米アメリカン航空

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機内で乗客が暴れたことを受けて、アメリカン航空機が行き先を変更した/Al Drago//Bloomberg/Getty Images/File

機内で乗客が暴れたことを受けて、アメリカン航空機が行き先を変更した/Al Drago//Bloomberg/Getty Images/File

(CNN) 米フロリダ州から首都ワシントンに向かっていたアメリカン航空の旅客機内で乗客が暴れる騒ぎがあり、同機が行き先を変更してノースカロライナ州のローリー・ダーラム国際空港に着陸した。

同空港の発表によると、米フロリダ州ジャクソンビルから首都ワシントンへ向かっていたアメリカン航空3444便は、現地時間の午後3時40分ごろ、機内で乗客が暴れたため、行き先を変更してローリー・ダーラム空港に向かった。同機がゲートに到着すると、警官が機内に乗り込んで容疑者1人を取り押さえた。

米連邦航空局(FAA)によると、この旅客機はフロリダ州のジャクソンビル国際空港発ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港行きのエンブラエルE170型機。

アメリカン航空は、ルールを守らない乗客に関して安全上の懸念があったため、行き先を変更したと説明している。

ローリー・ダーラム空港によると、同機はその後、安全が確認され、目的地のワシントンへ向かった。空港も平常通りの営業に戻った。

FAAはこの事案について調査を予定している。

米連邦捜査局(FBI)は、ノースカロライナ州シャーロット支部が捜査を進めており、起訴についてはノースカロライナ州東部地区米連邦検察と協議して判断するとした。

FAAの統計によると、乗客の問題行動は昨年だけで2300件以上が報告された。うち80件については刑事事件としてFBIに通報されている。

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