中国のGDP、10~12月期は4%増に減速 2021年は8.1%増

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新型コロナウイルスの検査を受ける安陽市の住民。専門家からは中国の「ゼロコロナ」政策が経済活動に対して重しになるとの見方も出ている/Costfoto/Future Publishing/Getty Images

新型コロナウイルスの検査を受ける安陽市の住民。専門家からは中国の「ゼロコロナ」政策が経済活動に対して重しになるとの見方も出ている/Costfoto/Future Publishing/Getty Images

香港(CNN Business) 中国政府が17日に発表した国内総生産(GDP)は、昨年1年間で前年比8.1%増と政府目標を大きく上回ったものの、10~12月期は前年同期比4.0%増にとどまった。

通年の伸び率は専門家の予想とほぼ一致した。政府は少なくともプラス6.0%を目標に掲げていた。

10~12月期も専門家が予想した3.6%増を上回ったものの、ここ1年半で最も低い伸び率となった。12月の工業生産は前年比4.3%増と11月の3.8%増からさらに加速する一方、消費が大幅に減速。小売業の売り上げは11月の3.9%増から1.7%増に落ちた。

中国経済は不動産大手、恒大集団の経営危機や、新型コロナウイルスの感染拡大とその封じ込めを図る「ゼロコロナ」政策などの影響で、今後さらに停滞状態が続くとの見方が強い。

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