米航空会社CEOが感染、議会で機内のマスク不要を主張後に

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米サウスウェスト航空のケリーCEOが新型コロナウイルスの陽性診断を受けた/Chip Somodevilla/Getty Images

米サウスウェスト航空のケリーCEOが新型コロナウイルスの陽性診断を受けた/Chip Somodevilla/Getty Images

(CNN) 米サウスウェスト航空は18日までに、同社のゲーリー・ケリー最高経営責任者(CEO)が新型コロナウイルスの陽性診断を受けたとの声明を発表した。

同CEOは今月15日、米上院商業委員会の公聴会に出席し、旅客機内の換気システムの高い有効性に触れ、乗客のマスク着用は新型コロナ予防策として大きな効果が見込めないなどとする見解を示していた。

ケリー氏の感染は同委への出席後に判明。同航空は、出席前の多数回の検査では陰性反応だったと説明。帰宅し、軽度の症状に襲われ、PCR検査を受けて感染がわかったとした。

公聴会は約3時間続き、証言した5人は近接の距離で着席し、質疑応答の際にはマスクをほとんど利用していなかった。

委員会でケリー氏の隣りにはアメリカン航空のダグ・パーカーCEOとユナイテッド航空のスコット・カービーCEOがそれぞれ座っていた。

ユナイテッド航空によると、カービーCEOは検査で陰性が判明。アメリカン航空によると、パーカーCEOは発症が見られず、ワクチン接種は完了している。

ケリーCEOは公聴会で、旅客機の機内は他の屋内環境と比べ非常に安全で、換気の水準は極めて高いと誇示してもいた。

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