「世界最速」の全電動航空機を開発、最高時速623キロ 英ロールスロイス

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英ロールスロイスが、オール電化の航空機としては「世界最速」の機体を開発したと発表した/John M Dibbs/Rolls-Royce

英ロールスロイスが、オール電化の航空機としては「世界最速」の機体を開発したと発表した/John M Dibbs/Rolls-Royce

(CNN) 航空機エンジン製造の英ロールスロイスは21日までに、全電動航空機「スピリット・オブ・イノベーション」を開発し、最高時速387.4マイル(約623キロ)の飛行を記録したとの報道発表文を発表した。

全電動航空機による世界最速記録と主張している。

同社によると、同機はこれまで3つの世界記録を樹立。その一つは、英ウィルトシャーにある英国防省の軍用機試験飛行場で時速300マイルで9.32マイル(約15キロ)の距離を飛んだ記録とし、従来の記録より時速182マイル速かったとした。

これらの記録は、承認を求めて国際航空連盟に提出された。

時速300マイルで9.32マイル(約15キロ)の距離を飛んだという/Jane Stockdale/Rolls-Royce
時速300マイルで9.32マイル(約15キロ)の距離を飛んだという/Jane Stockdale/Rolls-Royce

スピリット・オブ・イノベーション機の開発は、飛行の電動化を加速させる事業の一環で、英航空宇宙技術研究所(ATI)や英民間企業・エネルギー・産業戦略省などが資金を提供している。

ロールスロイスによると、同機の動力源は出力400キロワットの電動パワートレインと航空機用としては最も高密度とするバッテリーパックとなっている。

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