キャセイパシフィック航空、ドイツでコロナ感染の操縦士3人を解雇

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キャセイパシフィック航空が新型コロナに感染した操縦士3人を解雇した/Paul Yeung/Bloomberg/Getty Images

キャセイパシフィック航空が新型コロナに感染した操縦士3人を解雇した/Paul Yeung/Bloomberg/Getty Images

(CNN Business) 香港のキャセイパシフィック航空は、ドイツのフランクフルトで新型コロナウイルスに感染した操縦士3人を解雇したと発表した。内部調査の結果、3人が新型コロナウイルス感染防止対策規定に関する「重大な違反」に関与していたことが分かったとしている。

フランクフルト市内の同じホテルに今月1日から滞在していた同航空の別のスタッフは、香港政府による隔離を命じられている。

キャセイパシフィックは声明の中で「調査の結果、乗員の海外でのレイオーバー(途中降機)中に、重大な規定違反があったことが判明した」と述べ、違反にかかわった従業員を解雇したことを明らかにした。

「重大な違反」の具体的内容については明らかにしておらず、今回の事態を受けて規定の見直しを続けているとした。

その上で、「我々の乗務員はパンデミック(世界的大流行)の間を通じて運航業務を継続し、香港と世界を結びつけてきた」「この間、安全な運航を支えてきた従業員のプロフェッショナリズム、コンプライアンス、回復力は素晴らしかった。今回のケースは孤立した事案だと確信している」と強調した。

香港運輸住宅局は今回の事態について遺憾を表明し、再発を防ぐため、疾病対策規定を厳格に順守するよう航空会社に求めたとする声明を発表した。

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