富士急ハイランドのコースター運休 負傷例の調査で

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富士急ハイランドの「ド・ドンパ」。2001年に撮影/Yamaguchi Haruyoshi/Corbis/Getty Images

富士急ハイランドの「ド・ドンパ」。2001年に撮影/Yamaguchi Haruyoshi/Corbis/Getty Images

(CNN) 山梨県の遊園地「富士急ハイランド」でジェットコースター「ド・ドドンパ」に乗った客4人が負傷していたとの報告に基づき、調査のために同コースターの運転が無期限で休止されている。

園が今月20日、安全点検を理由に運休を発表した。

発表によると、昨年12月から今月までの間に4人が負傷したが、因果関係は確認されていないという。

県によれば、30~50代の男女が首や胸椎(きょうつい)を骨折するなど、重いけがをしていた。

日本で新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、全国各地の遊園地は昨年6月から営業している。

富士急ハイランドはジェットコースターを含む屋外のアトラクションのみ再開し、入場者の数も制限してきた。コースターに乗る時は感染リスクを抑えるため、声には出さずに「心で叫んで」と呼び掛けていた。

ド・ドドンパは全長1244メートル、最高時速は180キロで、大阪市の「三精テクノロジーズ」のグループ会社が製造を手掛けた。同社は声明で、乗客のけがと同社の機械との因果関係は未確認であり、県や関係省庁による調査の結果を待たなければならないとした上で、「負傷した乗客にお見舞い申し上げます」と述べた。

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