米アメリカン航空、来年1月まで機内でアルコール提供せず

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米アメリカン航空は2022年1月18日まで機内でのアルコール提供をしない方針を発表した/PATRICK T. FALLON/AFP/Getty Images

米アメリカン航空は2022年1月18日まで機内でのアルコール提供をしない方針を発表した/PATRICK T. FALLON/AFP/Getty Images

(CNN) 米アメリカン航空は19日、米政府が公共交通機関でのマスク着用を義務付けている2022年1月18日の期限まで、機内でアルコール飲料は提供しない方針を明らかにした。

同社は従業員に、「機内の乗員と乗客にとって安全な環境をつくり出すため、できることは全てやる」と通知した。

アメリカン航空はこの夏から機内でのアルコールサービスを中止していたが、公共交通機関でのマスク着用義務付けが解除される予定だった9月13日のサービス再開を計画していた。

しかし米運輸保安庁(TSA)は17日、「公共交通機関での新型コロナウイルス感染拡大を最小限に抑えるため」、マスク着用義務付けの措置を来年1月18日まで延長すると発表した。

アメリカン航空はまた、機内で暴れる乗客に対する米連邦航空局(FAA)の取り締まりの一環として、空港内でのアルコール飲料持ち帰り販売の抑制に協力し、成果が出ているとした。

FAAは19日、機内でマスク着用を拒んだり、客室乗務員を殴ったり、手荷物を投げたりした乗客に対し、総額50万ドル(約5500万円)以上の罰金を求めていることを明らかにした。

航空会社の多くは20年春、乗員と乗客の接触を最小限に抑え、機内の安全を高める目的で、アルコール販売を中止していた。

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