ナイキ、セリーナ・ウィリアムズとのコラボコレクションを発売へ

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ナイキと女子テニスのセリーナ・ウィリアムズ選手がコラボしたスポーツウェアや小物のコレクションが登場する/Kenny Germé/Nike

ナイキと女子テニスのセリーナ・ウィリアムズ選手がコラボしたスポーツウェアや小物のコレクションが登場する/Kenny Germé/Nike

ニューヨーク(CNN Business) 米スポーツ用品大手ナイキは、女子テニスのセリーナ・ウィリアムズ選手(39)とコラボしたスポーツウェアや小物のコレクションを発売する。

ナイキは2年前、ファッションデザイン業界で非白人の地位向上を図ることを目的とした実習制度「ダイバーシティー(多様性)・イン・デザイン」の一環として、新進デザイナー10人による「セリーナ・ウィリアムズ・デザイン・クルー(SWDC)」というチームを立ち上げていた。

このチームによるコレクションを、来月1日からナイキ公式サイトと店頭で販売する。ソックスが1組20ドル(約2200円)、テニス用トートバッグが230ドルという価格帯。同社によると、ウィリアムズ選手本人と1990年代への郷愁から着想を得た。

自身もデザインを手掛けるウィリアムズ選手はCNN Businessへのメールで「あらゆる立場の人々に参加のチャンスを得てほしい」と述べた。

ナイキは新進デザイナー10人による「セリーナ・ウィリアムズ・デザイン・クルー(SWDC)」というチームを立ち上げていた/Kenny Germé/Nike
ナイキは新進デザイナー10人による「セリーナ・ウィリアムズ・デザイン・クルー(SWDC)」というチームを立ち上げていた/Kenny Germé/Nike

求人情報サイト「ジッピア」による今年の調査結果では、米国のアパレルメーカーで黒人の割合はわずか6.3%。白人がデザイナーの60%近くを占め、中南米系は15%、アジア系が13%と続いている。

ナイキのライバル会社、アディダスも近く、米歌手ビヨンセのブランド「アイビーパーク」とコラボしたスポーツ用品の最新作を発表する見通しだ。

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