ベゾス氏の元妻、3020億円を新たに寄付へ

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ジェフ・ベゾス氏の元妻であるマッケンジー・スコット氏が27億4000万ドルを寄付した/Evan Agostini/AP

ジェフ・ベゾス氏の元妻であるマッケンジー・スコット氏が27億4000万ドルを寄付した/Evan Agostini/AP

ニューヨーク(CNN)  米アマゾン創業者であるジェフ・ベゾス氏の元妻で、世界で最も裕福な女性のひとりであるマッケンジー・スコット氏が、現在の夫であるダン・ジェ​ウェット氏とともに、芸術および反人種差別に焦点を当てて活動する複数の組織に、27億4000万ドル(約3020億円)を寄付した。

2019年にベゾス氏との25年間におよぶ結婚生活に終止符を打ったスコット氏は、同氏と結んだ離婚協定により、世界有数の富豪となった。

米経済誌フォーブスによると現在、世界一の富豪であるベゾス氏の資産総額は1935億ドル(約21兆円)。今年3月にジェ​ウェット氏と再婚したスコット氏の資産は約590億ドル(約6兆5000億円)と見積もられている。

スコット氏はベゾス氏との離婚が成立する直前の2019年5月、著名投資家のウォーレン・バフェット氏やマイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏と元妻のメリンダ氏が立ち上げ、世界の大富豪に対して財産の大半を慈善事業に寄付するよう呼びかけた「ギビング・プレッジ」運動に署名した。

スコット氏の純資産は、 新型コロナウイルス感染症の パンデミック(世界的大流行)の間にアマゾンの株価が上昇したことを受けて急増していた。

ブログへの投稿でスコット氏は、今回の寄付の対象となる、「歴史的に資金が不足し、見過ごされてきた分野およびコミュニティーに大きな影響を与える」286組織を列挙。このリストには、アジア系米国人連盟の他、LGBTQ(性的少数者)や、ジャーナリズムにおける人種的平等の問題に取り組む団体が含まれている。

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