英豪、FTAで合意 来年7月発効へ

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英国のジョンソン首相(右)と豪州のモリソン首相/Tolga Akmen/AFP/Getty Images

英国のジョンソン首相(右)と豪州のモリソン首相/Tolga Akmen/AFP/Getty Images

シドニー/香港(CNN Business) 英国が欧州連合(EU)離脱後に進めている各国との自由貿易協定(FTA)交渉で、オーストラリアとの合意が成立した。

モリソン豪首相の報道官によると、両国は今年11月のFTA締結、来年7月の発効を目指す。ジョンソン英首相とモリソン氏がロンドン時間の15日午前(日本時間同日夜)に詳細を説明する。

英国は昨年1月にEUを離脱した。EUとのFTAはすでに発効している。米国との間では一部の関税が撤廃されたが、広範な協定は成立していない。

英国側ではオーストラリア産の農産物が安く輸入されることに農家が抵抗を示してきたが、専門家らによると農産物の自由化は長期にわたって段階的に進められ、同時に農家への保護策も導入される見通し。当面はビザ発給条件の緩和や専門資格の相互認証など、人の移動に関する交渉の行方が注目される。

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