米JPモルガン、従業員数千人にリモートワーク要請 新型肺炎対策

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JPモルガンは新型肺炎の影響に備え、従業員に対して自宅作業を要請した/Chris Hondros/Getty Images North America/Getty Images

JPモルガンは新型肺炎の影響に備え、従業員に対して自宅作業を要請した/Chris Hondros/Getty Images North America/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米金融大手JPモルガン・チェースが新型コロナウイルスの感染拡大に備えるため、従業員数千人に対して、1日自宅で作業するよう要請したことがわかった。危機管理計画をテストするためだという。情報筋がCNN Businessに明らかにした。

情報筋によれば、「プロジェクト・ケネディ」と名付けられた危機管理計画には、リモートアクセスの能力をテストするために従業員の10%に自宅で作業するよう求めることが含まれている。

JPモルガンの消費者部門の従業員数は2019年末時点で12万7000人超。

情報筋によれば、投資銀行部門など他部門の従業員も自宅での作業を要請されているという。

JPモルガンは、主要な立会場があるニューヨークやロンドンで新型コロナウイルスの感染拡大による混乱が発生した場合に備える準備も進めている。ここ数日、予備の取引場所の試験を行っているほか、取引チームの一部を近くそうした施設に派遣する計画だという。

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