植物由来のバーガー好調、欧州市場でも発売 米バーガーキング

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植物由来パテを使用した「インポッシブル・ワッパー」は大ヒット商品に/Drew Angerer/Getty Images

植物由来パテを使用した「インポッシブル・ワッパー」は大ヒット商品に/Drew Angerer/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米ファストフード大手バーガーキングは、植物由来のパテを使ったハンバーガーの販売を欧州市場でも始めた。バーガーキングは今年8月に米市場で植物由来のパテを使った「インポッシブル・ワッパー」の販売を開始し、大きな成功を収めていた。

レストランチェーン各社は、健康や環境的な理由から肉の消費を控えたいと考える消費者を取り込もうと、植物由来製品の選択肢の拡大に積極的に取り組んでいる。英金融大手バークレイズの試算によれば、代替肉の市場は向こう10年で約1400億ドル(約15兆円)の規模に達する可能性がある。これは世界の肉市場の約10%に相当する。

バーガーキングの親会社レストラン・ブランズ・インターナショナルによれば、インポッシブル・バーガーは「大ヒット」となり、バーガーキング史上で最も成功を収めた商品のひとつとなったという。

インポッシブル・バーガーの発売は米市場の売り上げ増につながった。2019年7~9月期の開店から1年以上の既存店の売り上げは5%増加した。これは15年以来の高い伸びだったという。

バーガーキングによれば、植物由来のパテを使った「レブル・ワッパー」の販売を欧州の20カ国、2400店舗で開始した。レブル・ワッパーは、食品・日用品大手の英蘭ユニリーバ傘下のベジタリアン・ブッチャーが製造を手掛けている。

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