仮想通貨「トロン」の創業者、バフェット氏とのランチを延期

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ウォーレン・バフェット氏(左)とジャスティン・サン氏による昼食会は延期となった/Getty Images

ウォーレン・バフェット氏(左)とジャスティン・サン氏による昼食会は延期となった/Getty Images

香港(CNN Business) 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏と昼食をともにする権利を落札した仮想通貨(暗号資産)「トロン」の創業者ジャスティン・サン氏は、昼食会の延期を余儀なくされたことが分かった。

先月開かれた恒例のチャリティー・オークションでは、サン氏が457万ドル(約5億円)で権利を落札。バフェット氏との昼食会が今月25日、サンフランシスコ市内の有名レストラン「クインス」で実現する予定だった。

トロン財団は22日のツイートで、サン氏が腎臓結石で倒れて出席できなくなり、延期することで関係者が合意したと発表した。

本人も23日、中国の短文投稿サイト「新浪微博(ウェイボー)」に、現在入院中で快方に向かっていると書き込んだ。

バフェット氏はこれまで仮想通貨に懐疑的な見方を示し、投資しても「悪い結末」が待っているなどと発言してきた。

これに対してサン氏は6月に公開書簡を出し、昼食会を機に仮想通貨業界と伝統的な投資家の橋渡しをしたいと表明。業界のリーダーたちを会に招くつもりだとして、バフェット氏も意見を変え、仮想通貨への投資に乗り出すはずだと述べていた。

バフェット氏は20年前から昼食会の参加権をオークションにかけ、収益をサンフランシスコ地域の貧困層支援団体に寄付してきた。サン氏はウェイボー上で、すでに同団体への寄付は完了していると述べた。

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