サンフランシスコ市、電子たばこの販売禁止する条例が通過 全米初

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電子たばこの煙を吐き出す男性。サンフランシスコ市では事実上、電子たばこの販売が禁止となる/Justin Sullivan/Getty Images

電子たばこの煙を吐き出す男性。サンフランシスコ市では事実上、電子たばこの販売が禁止となる/Justin Sullivan/Getty Images

(CNN) 米カリフォルニア州サンフランシスコ市の管理委員会は25日、全会一致で、米食品医薬品局(FDA)による市場投入前の審査を受けていない電子たばこ製品について、サンフランシスコ市の住人に対して販売や配布を禁止するという新条例を可決した。これにより同市は、全米で初めて、電子たばこの販売を事実上禁止する都市となる。

新条例では、電子たばこ製品についてFDAによる市場投入前の審査を求めているが、これまでのところ、FDAの審査を受けた製品はひとつもない。

市の司法長官は採決後、サンフランシスコ市の子どもたちがニコチン中毒になることを防ぐことを支援するための決定的な一歩だと述べた。

新条例は市長のもとに送られるが、市長は新条例への支持を表明している。市長の署名後、7カ月後に施行されることになる。

市当局は今回の新条例導入について、若年層での電子たばこの利用が拡大していることを主要な理由に挙げている。一方、新条例によって、電子たばこ業界が打撃を受けたり、成人の喫煙者にとってより害の少ない代替品が奪われたりするとの批判の声も出ている。

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