米欧航空当局、エンジン点検を指示 旅客機事故受け

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サウスウエスト機の事故を受けて、米欧当局がエンジン点検の指示を出した

サウスウエスト機の事故を受けて、米欧当局がエンジン点検の指示を出した

(CNN) 米サウスウエスト航空機のエンジンが飛行中に破損して乗客1人が死亡した事故を受け、米国と欧州の航空当局は20日、事故機と同型のエンジンを点検するよう指示を出した。

米連邦航空局(FAA)と欧州航空安全庁(EASA)は、事故機と同じ「CFM56―7B」型のエンジンのうち飛行回数が3万回を超える約680台について、20日以内に主要部品「ファンブレード」を点検するよう、各航空会社に指示した。

エンジンを製造したメーカー、CFMインターナショナルは同日、飛行回数3万以上のエンジンの緊急点検に加え、2万回を超えているエンジン2500台を8月末までに、そのほかのエンジンも2万回に到達した時点で点検するべきだとする整備情報を発表した。

点検はエンジンを機体から取り外さず、超音波を使って実施される。1台につき約4時間かかるという。

17日に起きたサウスウエスト航空機の事故では、飛行中にファンブレードが破損した。破片で窓が割れ、機外へ吸い出されそうになった女性が死亡した。

米国家運輸安全委員会(NTSB)は、破損につながったようなひびや金属疲労を肉眼で見つけることは困難との見方を示していた。

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