トランプ陣営の弁護士に非難の声、解任された局長への暴力を呼び掛け

トランプ米大統領の選挙陣営で不正選挙を訴えている弁護士チームの1人、ジョー・ディジェノバ氏/Alex Wong/Hulton Archive/Getty Images

2020.12.01 Tue posted at 17:29 JST

ワシントン(CNN) トランプ米大統領の選挙陣営で不正選挙を訴えている弁護士チームの1人、ジョー・ディジェノバ氏が、国土安全保障省傘下サイバー・インフラ安全局(CISA)の局長職を追われたクリス・クレブス氏に対する暴力をあおったとして非難を浴びている。

クレブス氏は大統領選が公正に実施されたとの見解を発表した後、トランプ氏に更迭されていた。

ディジェノバ氏は11月30日のラジオ番組で、クレブス氏を「愚か者」「最上級の脳なし」と呼び、「はらわたを取って四つ裂きにされ」「銃で撃たれるべき」などと言い放った。

これに対して、内部告発者の保護を掲げる米NPO「GAP」の責任者は同日、「このような脅しは1つをきっかけに雪崩のように押し寄せる。ほかの内部告発者を恐怖に陥れて黙らせる」と非難する声明を発表した。

トランプ陣営の弁護士、元局長への暴力を呼び掛け

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