マクロン仏大統領、男から平手打ちされる 地方視察中に

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マクロン仏大統領、男から平手打ちされる

パリ(CNN) フランスのマクロン大統領が8日、地方視察の一環で南東部ドローム県のタンレルミタージュ村を訪れた際、集まった人の中にいた男に平手打ちされた。SNSに投稿された動画にはこの時の様子が映っている。

CNN提携局のBFMが共有したこの映像には、見物人へのあいさつを始めたマクロン氏が金属フェンスに歩み寄り、男の腕に手を置く様子が映っている。

男はマクロン氏の腕をつかむと、次の瞬間、大統領の左頬を平手打ち。同時に「マクロニー」の終わりを叫んだ。「マクロニー」はフランスメディアでマクロン大統領をやゆして使われる言葉。

その後、マクロン氏の警護隊員が即座に介入して男にタックルし、大統領を金属フェンスから引き離した。

フランス大統領府はCNNへの声明で、「男は実際に共和国大統領を殴ろうとしていた」と説明。現時点でこれ以上のコメントはないとした上で、人々との交流や握手は再開されたと語った。

マクロン氏を平手打ちにする直前、男は「モンジョワ、サンデニス」という中世カペー王朝時代の戦いの掛け声も叫んでいた。

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