比大統領、中国のワクチン寄贈拒む 利用未承認も自らは接種

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(CNN) フィリピンのドゥテルテ大統領は5日、同国への寄贈が発表されていた中国の国有製薬企業「シノファーム」の新型コロナウイルスのワクチン1000回分を中国が引き取るよう要請した。

同社がフィリピンの食品医薬品局にこのワクチンの緊急利用承認を正式に申請していないことを理由にしている。ただ、ドゥテルテ大統領は今月3日、同ワクチンの接種を受け、批判を招いてもいた。

大統領は5日の記者会見で、自らのこの行動を謝罪。同時に駐比中国大使に1000回分のワクチンの寄贈を撤回するよう申し入れたことも明らかにした。

シノファームが世界保健機関(WHO)に提供したデータによると、同社製のワクチンの新型コロナに対する予防効果は2回分の接種で概ね78.1%としている。

「新型コロナウイルス」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]