騒々しいカラオケ客発見したら通報を、コロナ対策 比

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深夜のカラオケの騒音は感染対策を妨げるので通報してほしいと比北部の知事が要請した/Noel Celis/AFP/Getty Images

深夜のカラオケの騒音は感染対策を妨げるので通報してほしいと比北部の知事が要請した/Noel Celis/AFP/Getty Images

(CNN) フィリピン北部カビテ州の知事がこのほど、新型コロナウイルスの予防努力を妨害するカラオケの騒々しい利用者を見つけた場合、当局に通報するよう呼びかけた。

ジョンビック・レムラ知事がフェイスブック上で訴えたもので、健全な睡眠の享受は免疫システムを強化する最高の方途と主張。

ただ、住民から最も多い苦情の1つはカラオケに興じる人々がもたらす絶え間ない騒音被害などと指摘。カラオケは「夜から朝方にかけてすべきことがない人々が好む趣味」とも述べた。

「早めに寝たくなくても、寝なさい!」と促し、「(私のように)午前4時に起床する隣人を尊重して」とも訴えた。

知事のフェイスブックへの投稿は、米国歌手の故フランク・シナトラの有名な曲「マイ・ウェイ」の歌詞の引用から始まっていた。

カラオケはフィリピンで国民的な人気を持つ娯楽となっており、各地にカラオケバーが林立し、自宅に装置一式を備える人も多い。社会的な行事でもカラオケが多く組み込まれている。

フィリピンの新型コロナの被害は東南アジア諸国で最悪規模となっている。米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、累計の感染者数は日本時間19日午後の段階で27万9526人で死者数は4830人。

同国ルソン島に位置するカビテ州の住民総数は360万人。同知事によると、州内の累計感染者数は少なくとも8860人で、犠牲者は197人。

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