行方不明のソウル市長、遺体で発見 7時間の捜索の末

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行方不明のソウル市長、遺体で発見

ソウル(CNN) 韓国で2番目に影響力のある存在と見なされていた韓国・ソウルの朴元淳(パクウォンスン)市長(64)が10日未明、ソウル市内の公邸近くの山中から遺体で見つかった。

警察はプライバシー保護を理由に、市長が死亡した経緯は明らかにしていない。ただ、事件性はないとの見方を示した。

ソウル警察の10日の記者会見によると、遺体の近くからは所持品が見つかったが、遺書は残されていなかった。

この事件に詳しい警察官によると、朴市長については9日夕、娘から行方不明の届け出が出されていた。600人近い警官や消防士が出動し、捜索犬も使って7時間がかりで捜索した結果、捜索犬が遺体を発見し、消防隊が身元を確認した。

朴市長は検察官を経て市民団体「参与連帯」の代表に就任、人権派弁護士として2011年にソウル市長に選出され、14年と18年の選挙でも再選されていた。リベラル層の間では、2022年の大統領選挙への出馬が期待されていた。

警察は、朴市長の不正な性的行為に関する告訴状が8日に警察に提出され、受理していたことを確認した。

捜索隊は、9日に防犯カメラが朴市長の姿をとらえていた公園を捜索し、最後に携帯電話の信号が検出された場所で遺体を発見した。

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