新型肺炎流行の中国、7億8000万人に「移動制限」

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ほぼ人影の途絶えた北京のショッピング街。マスクを付けた武装警察が警戒に当たっている=16日/Kevin Frayer/Getty Images AsiaPac/Getty Images

ほぼ人影の途絶えた北京のショッピング街。マスクを付けた武装警察が警戒に当たっている=16日/Kevin Frayer/Getty Images AsiaPac/Getty Images

香港(CNN) 新型コロナウイルスの感染が拡大している中国では今や人口の約半分に相当する7億8000万人超がさまざまな移動制限の下で暮らしを送っている。

新型コロナウイルスによって中国本土では1800人以上が死亡したほか、7万人以上が感染している。

新型コロナウイルスが発生した湖北省をはじめ、遼寧省や北京、上海など各地でさまざまな移動制限が行われている。移動制限は、自発的な隔離から出入りできる地区の限定などさまざまだ。

最も厳しい制限は湖北省の4都市で出されている。湖北省の武漢、黄岡、十堰、孝感の各市では全ての住居用の建物が隔離されている。必要不可欠ではない車両も地元の車道を走行できない。日々の生活必需品は周辺の地区から受け取っており、自宅を離れることも許可されていない。

湖北省は16日、新たな措置を導入した。省内全体で緊急でない車両を全て制限したほか、必要不可欠でない公共施設は全て閉鎖された。

健康検査も強化されており、新たな感染者がいないか当局者が1軒1軒回っている。政府は、症状の兆候があればすぐに報告するよう呼び掛けている。

経済面でいえば、湖北省では、地元の検疫当局からの許可がない限り、企業の営業再開は認められないとしている。

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