銃乱射の容疑者、第3の犯行を計画か NZ警察

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モスク2カ所を襲撃した容疑者は、次の犯行現場へ向かう途中で阻止されたという/Anthony Wallace/AFP/Getty Images

モスク2カ所を襲撃した容疑者は、次の犯行現場へ向かう途中で阻止されたという/Anthony Wallace/AFP/Getty Images

ニュージーランド・クライストチャーチ(CNN) ニュージーランド・クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)で起きた銃乱射事件で、ニュージーランド警察は20日、容疑者として逮捕された男が第3の犯行現場へ向かう途中だったとの見方を明らかにした。

この事件では、オーストラリア国籍のブレントン・タラント容疑者(28)が、15日に市内2カ所のモスクで相次いで銃を乱射して50人を殺害したとして、殺人容疑で逮捕された

警察は、同容疑者がさらに犯行を重ねるつもりだったのは間違いないと述べ、次の現場へ向かう途中だった容疑者を警察が阻止し、人命を救ったと強調した。

この日は事件後初めて、犠牲者となった44歳の男性と15歳の息子の葬儀が営まれた。

警察によると、犠牲者のうち21人は身元が確認され、遺族に引き取られた。大部分は20日までに身元が判明する見通し。

アーダーン首相は同日、遺族らを励ますため、再びクライストチャーチに戻る。

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