英空母クイーン・エリザベス、太平洋へ EU離脱後もプレゼンス強化

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英国の新鋭空母「クイーン・エリザベス」=2017年8月、イングランド・ポーツマス/Leon Neal/Getty Images Europe/Getty Images

英国の新鋭空母「クイーン・エリザベス」=2017年8月、イングランド・ポーツマス/Leon Neal/Getty Images Europe/Getty Images

香港(CNN) 英国のウィリアムソン国防相は13日までに、新鋭空母「クイーン・エリザベス」を太平洋海域へ派遣する考えを明らかにした。

ウィリアムソン氏はロンドンで講演し、クイーン・エリザベスが太平洋のほかにも、地中海や中東方面の海域でも航行すると明らかにした。英国は3月下旬に欧州連合(EU)からの離脱を控えているが、離脱後も軍事プレゼンスを強化する。

クイーン・エリザベスは2017年後半に就役していた。今回の派遣では、米英両軍の最新鋭ステルス戦闘機F35を搭載するという。ウィリアムソン氏は、クイーン・エリザベスが、中国が軍事面や商業面での能力を拡大している地域へ向かうとの認識を示した。

ウィリアムソン氏は、空母に搭載された航空団によって、軍の展開力や攻撃力が向上すると指摘した。

派遣時期の詳細については明らかにしなかった。クイーン・エリザベスは20年に配備が予定されている。

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