訪朝のポンペオ国務長官、正恩氏と「生産的」な会談 2度目の首脳会談へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ポンペオ長官は金正恩委員長との会談を「生産的な対話だった」と振り返った/Pool

ポンペオ長官は金正恩委員長との会談を「生産的な対話だった」と振り返った/Pool

(CNN) 米国のポンペオ国務長官は7日、北朝鮮を訪れて金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談した。同日午後に移動した韓国では、文在寅(ムンジェイン)大統領から会談の成果を尋ねられ、「良好で生産的な対話だった」と述べた。

ポンペオ氏の訪朝は4回目。平壌市内で2時間にわたり、正恩氏と会談した。

正恩氏は会談後、ポンペオ氏と昼食会場へ向かいながら「この機会を心からうれしく思う」と語り掛けた。正恩氏はその後、「(米朝双方にとって)良い未来を期待させる、素晴らしい日になった」とも話した。

ポンペオ氏は同日、北朝鮮に続いて韓国を訪問。文氏との会談に先立つ共同会見で、この日に正恩氏と話した内容を文氏に直接伝えると述べ、北朝鮮との関係が「また一歩前進した」と強調した。さらに、韓国は北朝鮮非核化へ向けた交渉に不可欠のメンバーだと評価し、トランプ米大統領は韓国の尽力に感謝していると伝えた。

米国務省のナウアート報道官が7日に出した声明によると、正恩氏はポンペオ氏との会談で、今年5月に爆破した北東部・豊渓里(プンゲリ)の核実験場について、解体を確認するための査察を受け入れると表明した。

ポンペオ氏と正恩氏はまた、2回目の米朝首脳会談に向けて日時や場所の候補を話し合ったという。

米朝間では6月に初の首脳会談が実現した後、関係改善への動きが停滞。ポンペオ氏は当初、8月に4回目の訪朝を予定していたが、トランプ氏の指示で中止した経緯がある。

ポンペオ氏は6日、訪朝の前に訪れた日本で安倍首相と会談し、北朝鮮側に対して日本人拉致問題を提起すると約束していた。

「米朝首脳会談」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]