NZのアーダーン首相、生後3カ月の娘と国連会合に出席

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NZ首相、赤ちゃんと一緒に国連に

(CNN) 今年6月に出産したニュージーランドのアーダーン首相(38)は24日、米ニューヨークで開かれた国連の会合に、生後3カ月の娘を連れて出席した。

国連本部の議場ではこの日、南アフリカのマンデラ元大統領の生誕100年を記念した平和サミットが開かれ、アーダーン氏が演説した。

議場内の写真には、同氏が長女のニーブちゃんを抱いてキスしたり、あやしたりする場面が写っている。演説の間は、同行しているパートナーでテレビ司会者のクラーク・ゲイフォード氏が引き取った。

ゲイフォード氏は「国連本部の会議室で昨日、おむつ替えの最中に入ってきた日本代表団の驚いた顔を写真に撮りたかった」とツイッターで述べた。

同氏は、国連が外交官らに出す写真付きの身分証明書をニーブちゃん用に作り変え、「ニュージーランドのファーストベビー」と記入した画像をソーシャルメディアに投稿した。

オバマ前米政権の国連大使を務めたサマンサ・パワー氏は「国連や加盟国の政府がどれだけこれを必要としているか、強調してもしきれない」とツイートした。

ニュージーランド紙によると、アーダーン氏がニーブちゃんを国連総会に連れて行ったのは「現実的な決断」だったという。ゲイフォード氏もニーブちゃんの世話をするために同行した。

アーダーン氏は「私たちは臨機応変にやっている。ニーブが十分な睡眠を取れているか、授乳時間に私がどこにいるかによって、一緒に行動したりホテルにいてもらったり」と語った。

国家の首脳が在任中に出産するのは異例だったが、同氏は「いつかこれが普通のことになる」と断言している。

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