ローマ法王、障害者用ビーチの借用料を負担

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ビーチを利用する障害者は毎年数百人規模に達しているという

ビーチを利用する障害者は毎年数百人規模に達しているという

ローマ(CNN) ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王がローマ近くの海岸の年間借用料を負担し、身体障害者の専用ビーチとして開放していることが29日までにわかった。

この事業を担っている慈善団体「ワーク・オブ・ラブ」が明らかにした。2012年から続いている事業で、遊歩道、傾斜路や水中用乗り物も備え、車イス利用者らへの便宜も図っているという。

このビーチはローマから南へ約17マイル(約27キロ)離れた「リトル・マドンナ」海岸の一角にある。同法王の慈善担当者はCNNの取材に法王が支払っている具体的な金額は明らかにしなかった。

同慈善団体に関与する聖職者はCNNに、専用ビーチを利用する身体障害者は毎年数百人規模に達し、人数は増えていると述べた。

この事業の運営は医療担当者や安全な海遊びなどを指導するイタリアのパラリンピック水泳連盟からのボランティアが取り仕切っている。必要な施設や人員を用意して身体障害者に遊泳などを楽しませる、近辺の地域では唯一のビーチともされている。

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