モスル西部で計10万人避難 新たに500人の遺体発見

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イラク政府軍主導の部隊がモスル西部に進攻を強める

イラク政府軍主導の部隊がモスル西部に進攻を強める

イラク北部アルビル(CNN) 過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に支配されていたイラク北部の都市モスルの奪還作戦で、政府軍主導の部隊が先月末に市西部へ進攻してからすでに計10万人近くの住民が避難していることが分かった。

イラク移民・避難民当局の報道官が12日に発表したところによると、モスルからは同日だけで1万607人の住民が避難キャンプに駆け込み、スタッフの支援を受けている。

一方、奪還作戦に参加するイスラム教シーア派民兵主導の統合組織「人民武装軍団(PMU)」は同日、モスルの北西で新たに約500人の遺体が見つかったと発表した。刑務所に収容されていた民間人とみられ、ISISが2014年6月にモスルを制圧した時点で殺害された可能性があるという。

PMUの報道担当者は、遺体の正確な数や身元については保健省から派遣される専門家チームが調査するまで確認できないと述べた。チームは13日に現地入りする見通し。調査結果が出始めるのは数日後になるとみられる。

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