北朝鮮からマレーシア人の国連職員2人が出国

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マレーシアの北朝鮮大使館。金正男氏殺害から外交問題に発展した

マレーシアの北朝鮮大使館。金正男氏殺害から外交問題に発展した

(CNN) 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件をめぐり、北朝鮮が出国を禁止していたマレーシア人11人のうち、国連職員2人が出国したことが明らかになった。

国連の報道官によれば、出国したのは世界食糧計画(WFP)のマレーシア人職員男女各1人で、9日に北京に到着した。

残る9人には、大使館員とその家族が含まれる。

北朝鮮によるマレーシア人の出国禁止措置を受け、マレーシア政府もすぐに、国内に滞在している北朝鮮人の出国禁止を発表した。政府は国内の北朝鮮人の数については明らかにしていない。

正男氏の殺害をめぐり、マレーシアの警察は7人の北朝鮮人の行方を追っている。うち4人の容疑者は、すでに北朝鮮に帰国したとみられている。

警察は残る3人を取り調べたい意向だが、3人は北朝鮮大使館内にいるとみられている。

一方、正男氏の家族は身を隠しているとみられている。息子のハンソル氏は8日、動画を公開するという形で事件後初めて人前に姿を現した。

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