難民滞在施設で火災、20人負傷 スウェーデン

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もともと病院だった難民滞在施設で火災が発生

もともと病院だった難民滞在施設で火災が発生

(CNN) スウェーデン南西部ベーナシュボリで難民認定申請者が滞在する施設の火災があり、警察によると15~20人が負傷した。

火災は25日夜に発生し、負傷者のうち2人は逃げ場を失って窓から飛び降り重傷を負った。警察が出火原因を調べている。

火災が起きた施設は元病院で、数年前から大勢の難民認定申請者が滞在していた。

ベーナシュボリ市は、被災者の精神面のケアに当たるとともに、地域の学校を子どもたちのための安全な場として開放したことを明らかにした。

スウェーデンがここ数年で受け入れてきた難民の数は、人口1人当たりに換算すると、欧州の中で最も多い。

しかし難民に対する反感も強まり、2016年1月には難民の宿泊施設に勤務していた22歳の女性が殺害される事件も発生。難民の受け入れ抑制を求める声が高まっていた。

スウェーデン政府によれば、同国内のイスラム教徒は加害者よりも被害者になる可能性の方がはるかに大きい。イスラム教徒が狙われた事件は2012年~15年にかけて90%近く増えている。

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