モスル西部で地上作戦、予告ビラ散布 警告や投降呼びかけ

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建物の安全を確認するイラク軍特殊部隊隊員=2月、モスル東部

建物の安全を確認するイラク軍特殊部隊隊員=2月、モスル東部

(CNN) 過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)に支配されたイラク北部モスルの奪還作戦で、同国空軍は18日深夜、市西部に地上作戦を予告するビラ数百万枚を散布した。

合同作戦司令部によると、ビラは住民に地上部隊の進攻を知らせ、対処法などを伝える内容。またISISのメンバーに対し、武器を置いて投降するよう呼び掛けている。

モスルは2014年にISISに制圧された。ISISがイラク国内で支配する最後の主要拠点となっている。

イラク軍と対テロ部隊、連邦警察、クルド人部隊「ペシュメルガ」が昨年10月に奪還作戦を開始。市中央を流れるチグリス川の東側を先月奪還し、西側にも空爆を仕掛けてきた。

国連によると、市西部には約80万人の住民がいて、食料や燃料不足が深刻化している。

イラク軍の発表によると、17日から18日にかけての空爆ではISIS本部と通信施設を狙い、数カ所の司令センターを破壊して大きな打撃を与えたという。

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