イエメンの米軍作戦、民間人の犠牲多数で反米感情強まる恐れ

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イエメンで米兵死亡

(CNN) 米軍特殊部隊がイエメン中部で1月29日に行った作戦に関連して米中央軍はこのほど、女性や子どもを含む民間人が戦闘に巻き込まれて死亡していたことを明らかにした。2月2日に公表された現場の写真は激しい戦闘の様子を物語っている。

イエメン当局者によれば、この作戦で死亡した40人のうち13人は民間人で、子ども6人が含まれていた。英国の非政府組織(NGO)やイエメンの人権団体関係者は、死亡した民間人は23人だったとしている。

米中央軍は民間人の犠牲者について、「米軍を援護するために行われた上空からの射撃に巻き込まれた可能性がある」とした。

特殊部隊はアラブ首長国連合(UAE)兵士の援護を受けて行った作戦で、「民家などの建物を含む全方面から銃撃された」と中央軍は説明。これは奇襲作戦に関する情報が漏れていたことをうかがわせる。「準備された戦闘拠点から銃撃してきた女性」も複数いたとしている。

イエメン情勢に詳しいアダム・バーロン氏は、「この地域の人たちが作戦のことを事前に知っていたと考えれば、例えばその場にいた女性たちが自衛のために銃を持っていても不思議ではない」と指摘する。

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