「金正恩氏、トランプ氏との会談に意欲」 脱北の元公使が語る

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現最高指導者の金委員長は、依然として自らの正統性の確保に苦慮しているという

現最高指導者の金委員長は、依然として自らの正統性の確保に苦慮しているという

北朝鮮にいる親族について尋ねるとテ氏は声を落とした。

テ氏は、今回の脱北を受けて罰として親族が収容所に送られた可能性があることを認めた。また、テ氏に対抗するために体制に利用される可能性もあるという。

テ氏は妻子が一緒にロンドンにいたことは非常に幸運だったと語る。テ氏は金委員長が外交官の子どもたちを人質のように利用していると指摘。金委員長は親子の愛情でさえも悪用することがあるという。

テ氏は息子たちのために、「奴隷の鎖を断ち切る」ための機会を逃すことは出来なかったと語る。

それでもテ氏にとって、脱北は良いことばかりというわけではない。テ氏は「脱北によって自分の人生は非常に悲惨なものとなった。人生の50年間を間違った側で過ごしてきて、自分の過去を否定しなければならなくなった」と語った。

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