中国で初の濃霧「赤色」警報、見通し50m未満の場所も

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あっという間に視界不良 大気汚染続く北京

(CNN) 中国の気象当局は3日、同国北部から東部にかけての一部地域を対象に、濃霧が最悪レベルに達する可能性を示す史上初の「赤色」警報を発令した。

これに先立ち、24前後の都市が大気汚染で4段階中最悪の赤色警報を出していた。

濃霧警報によると、北京市から天津市、河北省にかけての地域や河南、山東、安徽、江蘇各省の一部地域で4日にかけ、見通しが500メートル未満に低下。所によっては50メートル未満まで悪化する恐れがある。

当局はさらに中国北部、東部、中部を先月30日から覆っているスモッグについても、4段階中2番目に重大とされる「オレンジ」警報を4日いっぱいまで延長した。

濃霧とスモッグはいずれも寒波の襲来にともない、5日までには解消に向かうと予想される。

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