コロンビア政府とFARC、新たな和平合意に署名

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和平合意の署名式で握手するサントス大統領(左)とFARCのロンドニョ最高司令官

和平合意の署名式で握手するサントス大統領(左)とFARCのロンドニョ最高司令官

署名式でサントス大統領とロンドニョ最高司令官は前回合意の時と同じペンを使った。内戦で使われた弾丸をリサイクルして作ったペンだ。

サントス大統領によれば、このペンはコロンビア情勢の平和的な変化の象徴だ。

一方のロンドニョ氏はこう述べた。「言葉をコロンビア人の唯一の武器にしよう」

だが新たな合意にも厳しい批判の声が聞かれる。

アレハンドロ・オルドニェス前行政監察庁長官はラジオ番組で、今回の和平合意について前回合意に化粧を施しただけで民意を無視したものだと非難。化粧品メーカーの社名にちなんで「レブロン合意」だと評した。

「最終決定権は議会ではなく民衆にあるべきだ」とオルドニェス氏は述べた。

サントス大統領は内戦終結に向けた努力が評価され、今年のノーベル平和賞を受賞している。

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