パキスタン宗教施設でテロ、死者52人 ISISが犯行声明

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救助隊によって運び出される負傷者

救助隊によって運び出される負傷者

(CNN) パキスタン南西部バルチスタン州にある神秘主義スーフィズムの宗教施設で12日、自爆テロがあり、地元捜査当局によると少なくとも52人が死亡、100人以上が負傷した。

過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」がメディア部門のアマク通信を通して犯行声明を出した。

現場は最大都市カラチから約200キロ離れた山間部。州内相によると、スーフィズムの儀式のために約500人が集まっていた。

遠隔地のため救急隊員らの派遣は難航したが、同内相によればすでに救助活動が始まっている。

シャリフ首相は声明で犯行を非難し、犯人の追及を指示した。野党「パキスタン正義運動」のイムラン・カーン氏は「パキスタン社会の核心」が攻撃されたと述べた。

パキスタン軍は今年9月、国内にISISが存在することを初めて認めた。10月には同州クエッタの警察学校がISISに襲撃され、61人が死亡、117人が死亡していた。

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