エボラウイルスに接触か カナダの研究所で職員隔離

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エボラウイルスは感染した人や動物の体液に触れることで感染する。潜伏期間は2~21日で、発熱や腹痛、出血などの症状が出る。

カナダ公衆衛生庁の報道官によると、職員がブタの体液に直接触れた形跡はないという。

職員は地元保健当局の監視の下、21日間の隔離状態に入った。公衆衛生庁の専門家は「国民や地域社会、職員らに危険はない」と強調した。同庁は、透明性を確保するために情報を公開したと説明している。

カナダでエボラウイルス感染にかかわる事例が報告されたのは初めて。同ウイルスに有効な予防、治療法は今のところ確立していない。職員には実験段階のワクチンを接種する予防措置が提案された。プライバシーへの配慮から、本人がこれを受け入れたかどうかは公表されていない。

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