「別の国から買う」 比警察トップ、米国の銃売却中止報道に反発

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フィリピンでの麻薬撲滅戦争をめぐり、国際社会からは非難の声も上がっている

フィリピンでの麻薬撲滅戦争をめぐり、国際社会からは非難の声も上がっている

(CNN) 米国がフィリピンの国家警察向けに計画していた銃の売却を中止したとの報道を受け、フィリピン国家警察のデラロサ長官は2日、「米国から買えないならほかの国から買う」と述べて強い反発を示した。

ロイター通信はこのほど、米国務省が人権問題への懸念から、突撃銃約2万6000丁の売却計画を中止したと報じた。ただし国務省のカービー報道官は、連邦当局の規定により武器売却についてはコメントできないとしている。

デラロサ長官は2日の記者会見で、売却中止の正式な通知は受けていないと語った。そのうえで「国家警察の公安部隊が銃を必要としている」と強調した。

フィリピンではドゥテルテ大統領が進める「麻薬撲滅戦争」で暴力や超法規的な容疑者殺害が続発し、国際社会から非難の声が上がっている。

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