武装集団がインド軍拠点襲撃、再び銃撃戦 カシミール

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印パ間の緊張が高まるカシミール地方でまたも銃撃戦

印パ間の緊張が高まるカシミール地方でまたも銃撃戦

(CNN) パキスタンとインドが領有権を争うカシミール地方で2日夜、インド軍の拠点が武装集団に襲撃され、激しい銃撃戦が起きた。現地の警察が明らかにした。

事件はジャム・カシミール州の州都スリナガルから約54キロ北部のバラマラで発生。インド国防省も、テロリストが軍の拠点を銃撃したと発表した。

カシミール地方ではこの数日でインドとパキスタンの衝突が激化し、インドは国境地帯の住民1万人以上を移転させていた。

1日朝には両国の間で銃撃戦があり、互いに相手が挑発したと非難している。

カシミール地方を巡っては1947年と65年に印パ戦争が勃発し、99年にも対立が激化した。

インド側の住民はCNNの取材に対し、自分たちの集落に砲弾や銃弾が降り注いだ恐怖は忘れないと語り、「状況が悪化して、数人の住民が死亡したりけがしたりした1990年代のような砲撃戦に発展するのが怖い」と話していた。

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