シリア・アレッポにまた空爆 12人死亡、9人負傷

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内戦で破壊された町並み。アレッポに対する空爆が続いている

内戦で破壊された町並み。アレッポに対する空爆が続いている

(CNN) 停戦合意が崩壊したシリアの北部アレッポで26日、空爆があり、在英のシリア人権監視団(SOHR)によれば、少なくとも12人が死亡した。子ども3人も含まれるという。9人が負傷し、一部は重体だという。CNNは独自にこの情報の信ぴょう性を確認できていない。

どこが空爆を行ったのかは不明。しかし、反体制派や米国は、停戦合意崩壊後のこうした攻撃について、シリア政権やロシア軍の戦闘機によるものだと非難している。

週末にも、85人が死亡し、300人が負傷していた。

国連安全保障理事会は25日、緊急会合を開催した。

国連の潘基文(パンギムン)事務総長や、米国のサマンサ・パワー国連大使がアレッポに対する攻撃を「野蛮」と非難した。

英国やフランス、米国の国連大使は、シリア政権によるアレッポ攻撃に抗議するため、会合を退席した。英国のライクロフト国連大使は会合で、シリアのアサド政権とロシアが戦争犯罪に加担しているのを否定することは難しいとの考えを示していた。

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