英国のキャメロン前首相が議員辞職、EU離脱受け

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英国のキャメロン前首相が議員辞職の意向を固めた

英国のキャメロン前首相が議員辞職の意向を固めた

(CNN) 英国のキャメロン前首相は12日、議員の座を直ちに退く意向を表明した。同氏は今年6月に実施された英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票の後、首相を辞任していた。

議員辞職を受け、キャメロン氏の選挙区では補欠選挙が行われる見通し。同氏は当初、一般議員として引き続き政治家としての役割を果たすことに意欲を見せていたが、その後実現が困難であると判断。議会から退く決意を固めたという。

同氏は12日の声明の中で「首相を辞任した状況と政治の現実とを考えると、一般議員の座にとどまるのは難しい。後任の首相や政府が重要な決断を下す際、自分の存在が妨げとなるリスクが避けられないからだ」と述べた。

49歳のキャメロン氏は2001年の総選挙で初当選。05年に保守党党首となると、10年の総選挙で労働党から政権を奪還し、首相に就任した。

今回議員を辞職することについては、公式発表に先駆けて後任のメイ首相に決断を伝えていたという。将来は「何らかの公的な職務で英国に貢献していきたい」としている。

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