米軍B1爆撃機、韓国上空を飛行 北朝鮮に軍事力誇示

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米軍のB-1B爆撃機が韓国上空を飛行

米軍のB-1B爆撃機が韓国上空を飛行

(CNN) 米空軍は13日、B1爆撃機2機を発進させ、韓国上空を飛行させた。9日に5回目の核実験を実施した北朝鮮に対し、軍事力を誇示する狙い。

北朝鮮は9日の実験で、弾道ミサイルに装填(そうてん)できる核弾頭の開発に成功したと主張。周辺の米国の同盟国や、韓国と日本、グアムにある米軍基地が脅かされる懸念が強まっている。

B1爆撃機は8月にグアムのアンダーセン空軍基地に配備された。搭載量は米軍の爆撃機の中で最大で、時速約1450キロで飛行できる。エンジン4基を搭載し、重量は95トン。太平洋爆撃部隊に組み込まれるのは10年ぶり。

シリアやイラク、アフガニスタンでは2015年1月~7月にかけて630回以上出動し、2000発を超す「スマート爆弾」を投下していた。スマート爆弾(正式名称JDAM)はGPSナビゲーション機能を搭載し、どんな天候の中でも高い精度を保つことが可能。

米軍は北朝鮮が4回目の核実験を実施した今年1月にも、グアム基地からB52爆撃機を朝鮮半島上空に派遣。衛星を打ち上げたと北朝鮮が発表した2月には、最新鋭のF22ステルス戦闘機4機を出動させ、韓国軍のF15、米空軍のF16と共に低空飛行させていた。

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