パキスタンの2都市でテロ攻撃、11人死亡

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自爆テロが起きたマルダンの裁判所

自爆テロが起きたマルダンの裁判所

パキスタン・ペシャワル(CNN) パキスタン北部で2日、隣接する2つの都市を狙ったテロ攻撃が発生し、少なくとも11人が死亡した。

攻撃を受けた2都市のうちマルダンでは、襲撃犯が市の裁判所の入り口に向かって手りゅう弾を投げつけた。警察によれば、この襲撃犯は裁判所内へ入ろうとしたが警備員に阻まれ、自爆したという。

人道支援団体「レスキュー1122」の広報担当者は、この攻撃で少なくとも10人が死亡、40人が負傷したと伝えた。

同日の早朝には隣接するペシャワルで、キリスト教徒の居住地域を標的にしたテロ攻撃が起きた。軍によると襲撃に巻き込まれて少なくとも1人が死亡、治安部隊の隊員3人が負傷した。実行犯は銃器などで武装した4人組で自爆テロを計画。治安要員1人を襲った後、当該の居住地域に侵入したという。ペシャワル警察の幹部がCNNに語った。

パキスタン軍の声明によると、襲撃に対して出動した治安部隊が銃撃戦の末4人を殺害したという。

両都市での襲撃について、パキスタンで活動する反政府勢力タリバーンの分派が犯行声明を出している。

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