シンガポールのジカ熱感染、56人に 周辺国でも国内感染

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ジカウイルスを媒介する蚊の拡散防止を呼び掛ける看板

ジカウイルスを媒介する蚊の拡散防止を呼び掛ける看板

(CNN) シンガポール保健省は29日遅く、56人のジカウイルス(ジカ熱)感染が確認されたと発表した。これより前、保健省は41人の感染が確認されたとしていた。そこから15人増えた計算になる。

7人に症状があり、病院で手当てを受けている。残りは完治したという。

保健省によれば、感染者が最近ジカ熱の流行地域に渡航したことはないため、シンガポール国内で感染した可能性が高いという。

世界保健機関(WHO)や米疾病対策センター(CDC)によれば、シンガポールを含めて計59の国と地域でジカ熱への感染が報告されている。

WHOによれば、インドネシアやタイ、ベトナム、フィリピンといった周辺地域でも、国内でジカ熱感染が起きている可能性や証拠がみられるという。

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