ボリビアの鉱山スト 交渉役の内務副大臣が撲殺、5人を逮捕

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ボリビアで鉱山労働者と警察が衝突

ボリビアで鉱山労働者と警察が衝突

(CNN) 南米ボリビアの司法当局は28日までに、同国パンドゥロでストライキ中の鉱山労働者との交渉を模索していた内務省のロドルフォ・イリャネス内務副大臣が労働者に襲われて拉致され、撲殺されたと発表した。

事件に関連し、鉱山労働者の指導者を含む計5人が逮捕された。別の40人が取り調べを受けている。

同国国営のABI通信によると、ボリビアの鉱山労働者連盟の指導者は同内務副大臣の殺害を非難した。また、モラレス大統領は鉱山労働者の今回の行動を臆病者のすることと指弾し、決して容赦出来ないと主張した。

検視の結果、内務副大臣の遺体に6~7時間にわたって拷問を受けた形跡が見付かり、体中に殴打の傷跡があったという。また、肋骨(ろっこつ)が複数骨折し、頭蓋骨(ずがいこつ)も損傷していた。

鉱山労働者は民間企業の下で直接働く権利獲得などを目指して今月10日からストに入り、道路封鎖などの実力行動に出ていた。同国国営のABI通信によると、スト発生後、労働者3人が死亡した。

パンドゥロは首都ラパスから約150キロ離れている。

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