アフガンの米系大学に襲撃、12人死亡 襲撃犯2人を殺害

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アフガニスタンにあるアメリカン大学の現地校が襲われ死傷者が出た

アフガニスタンにあるアメリカン大学の現地校が襲われ死傷者が出た

(CNN) アフガニスタンの首都カブールにあるアフガニスタン・アメリカン大学が24日襲撃を受けた件で、カブール警察署長の広報担当者は12人が死亡したと明らかにした。学生7人と警官3人、警備員2人が死亡した。襲撃時には約750人の学生が大学にいたという。警察がキャンパス内の捜索を行い、襲撃犯2人を殺害し、25日未明に事態は収束した。

目撃者によれば、襲撃犯はキャンパス内に侵入して、爆発物を爆発させ、発砲した。これにより、学生や職員が逃げだしたという。襲撃犯がキャンパス内にとどまるなか、建物内に隠れた人たちもいたという。

米国務省幹部によれば、アメリカン大学という名前だが、同大学で学ぶ米国人は少ないという。ただ、教壇に立つ米国人は多く、この大学はアフガニスタンと米国との協力関係の象徴とみなされている。

米国市民のアーマド・サミン氏は24日夕に化学の授業を受け持っていて、襲撃時にキャンパス内にいた。発砲と爆発の後、すぐに教室の明かりが消えたという。「非常に暗く、みんなが走っていた。全員が叫び出した」と当時の様子を語った。黒い煙の中、生徒や他の職員らと逃げだしたという。

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