米、イラク再建へ支援呼びかけ 有志連合と2千億円超を拠出

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対ISIS戦では奪還地域の安定化が喫緊の課題となっている

対ISIS戦では奪還地域の安定化が喫緊の課題となっている

ワシントン(CNN) 米政府は20日、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」との戦いにさらなる支援を求めるため、ワシントンで各国の国防相、外務相などが出席する会合をそれぞれ開いた。ISIS支配地域の再建を協議する会合では、20億ドル(約2150億円)を超える支援表明が行われた。

ISISに触発されたテロが世界各地で起きている中、会合に臨んだカーター米国防長官とケリー米国務長官は、ISIS掃討作戦は前進しているとの立場を崩さなかった。

カーター国防長官は、有志連合は「この戦いで勢いを得て」いると述べ、ケリー国防長官は「われわれは(ISISの)テロに終止符を打とうとしている」と述べた。

一方でカーター長官は、各国の国防相から懸念の声が上がったことを認めた。

「最大の戦略的懸念は、安定化とガバナンスの努力が軍事作戦に後れを取ることだ」とカーター長官は述べた。また会合では、ISIS支配下にある主要都市モスルの情勢が大きな議題となったという。

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